Magical Artifact
ジルヴァネラ・ヴァリュゼ
呪と魔を灯し、現実へ引きずり出す
この魔術について
人を愛する心は、時に美しく、そして時に狂気と化す。
その奥底に眠る嫉妬、独占欲、猜疑、憎悪――
“叶わぬ愛”と呼ばれるすべての関係に、呪と魔を灯し、現実へ引きずり出すためのものです。
心を正直に開くこと。
憎しみに似た強い愛を肯定すること。
それが、この魔具を動かす鍵となります。
たとえ禁忌とされる関係であっても、
同性愛、復縁、略奪愛、関係の修復、あるいは不倫、秘密の愛――
「他者からの非難」など、魔にとっては雑音にすぎません。
むしろその非難が多ければ多いほど、呪力は濃く、深く、闇を纏って強くなる。
アイテムには、悪が味方となる契約の印が刻まれています。
その契約とは、貴方の“真の心”を差し出すこと。
見て見ぬふりをしていた闇の感情、誰にも打ち明けられなかった執着の想い――
それらを認め、願いと共にこの魔具へ注ぎ込むのです。
願う相手の心はじわじわと揺らぎ、抗えぬままに貴方の名を思い出す。
再び貴方の元へと歩み寄り、世界そのものが貴方の愛の筋書きに染まってゆくのです。
愛ゆえの呪いは、決して悪ではない。
それは魂が選んだ“生”の証。
己の欲望に素直であることが、最も強き魔の姿。
貴方のその想いこそが、この世界に魔術を生み出すのです。
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