Magical Artifact
シグナ・グリモア
ノートを閉じたあとも、願いを眠らせない。


この魔術について
願いを書き終え、ノートを閉じる。
その瞬間から、書かれた言葉は目に触れなくなります。
日々の出来事に意識を奪われ、あれほど強く望んでいた未来さえ、次第に遠く感じられることがあります。
「シグナ・グリモア」は、魔術ノートへ書き記した願いを頁に留め、ノートを閉じている間も、その内容が失われないよう支えるための補助魔具です。
開かれた書物に刻まれた太陽と月。
太陽は、記された願いを現実の中へ照らし出す力。
月は、目に見えない時間の中で願いを育て、変化が現れる時を待つ力を象徴しています。
願いを書いた頁へ「シグナ・グリモア」を挟むことで、その言葉をひとつの魔術命令として留め、次にノートを開くまで定着を続けます。
恋愛のノートであれば、相手との間に起こしたい変化を。
金運のノートであれば、得たい収入や利益を。
現実を動かすノートであれば、変えたい状況と望む結末を。
この補助魔具がノート本来の働きを変えることはありません。
書かれた願いが途中で曖昧にならないよう、魔力の向かう先を頁へ留め、ノートが持つ作用を支えます。
しばらくして同じ頁を開いたとき、書いた願いがすでに過去のものになっていることがあります。
待っていた連絡が届いている。
止まっていた話に日付が決まっている。
望んでいた条件が、契約や予定として手帳へ記されている。
かつて願いとして書いた言葉が、確認すべき現実へと変わり始めるのです。
「シグナ・グリモア」は、願いを書いて終わりにしないための小さな印。
頁を閉じたあとも、その願いが現実へ届くまで、書かれた場所を護り続けます。
【使用方法】
願いを書き終えたあと、その頁へ「シグナ・グリモア」を挟んでノートを閉じてください。
挟む際には、中央の書物へ触れながら、「この頁に記した願いを、現実へ定着させる」と心の中で一度意識します。
次に新しい願いを書いたときは、直前まで挟んでいた頁から、新しく記した頁へ移してください。
複数の魔術ノートをお持ちの場合は、その時に最も強く動かしたい願いが書かれている一冊へお使いください。別のノートへ移して使用しても、魔力が失われることはありません。
本品は、ペラダンの魔術ノートの働きを補強するための補助魔具です。ノートごとに施された魔術の方向性を変えたり、異なる願い同士を干渉させたりすることはございません。



