Magical Artifact
レガリア・グラティア
望みを願う者ではなく、望みを通される者へ


この魔術について
同じ場所にいても、先に声をかけられる者がいる。
順番を待たずに招かれ、条件を示される前に希望を尋ねられる者がいる。
人の世界には、目には見えない序列が存在します。
能力だけでは越えられないその境界を動かし、持ち主を「特別に扱われる位置」へ移すための魔術具が、「レガリア・グラティア」です。
中央で強い光を放つ宝石は、選ばれた者だけが座る玉座の象徴。
左右へ伸びる黄金の装飾と二つの光は、王権を護り、その意志を現実へ通す双翼を表します。
リングへ施された王権魔術は、持ち主の言葉、振る舞い、存在感へ静かな威厳を重ねます。
一般へ向けた募集を待っていた話が、個別の打診として届く。
容易には会えなかった人物から声をかけられ、希望を直接伝えられる席へ招かれる。
後回しにされていた相談へ相手から日程が提示され、役割や待遇について、持ち主の意向が先に尋ねられる。
それまで届かなかった場所へ、誰かの推薦、紹介、招待によって入る機会が生まれ始めるでしょう。
王族が特別に扱われたのは、誰よりも強く願ったからではありません。
その存在が、初めから尊重されるべきものとして認識されていたからです。
「レガリア・グラティア」は、周囲の中で持ち主が占める位置を高め、意見を軽く扱わせず、望みを無視できないものへ変えていきます。
お願いする者から、意向を確認される者へ。
選ばれるのを待つ者から、望む席へ迎え入れられる者へ。
持ち主の人生に、王族だけが享受してきた寵遇と特権を呼び戻すリングです。
【使用方法】
日常的に指へ身につけてご使用ください。
重要な人物と会うとき、交渉、面談、会食、紹介の場へ向かうときには、中央の宝石へ触れながら、自分がどのように扱われたいのかを明確に意識してください。
「成功したい」と漠然と願うのではなく、
「対等な立場で話を聞かれる」
「希望する条件を尊重される」
「重要な機会へ優先して招かれる」
など、望む待遇や立場を具体的に定めることで、魔力の向かう先が明確になります。



